2006年5月18日木曜日

雨の日はあたたかい@大分














それからそれから、行こうとしてたお寺にもせっかくだから行きました。

風情ある石畳の参道も、雨の今日は恐怖の道。
つるっつる滑ってあら大変。
ズボンは膝上までびっしょり。

なんとかたどり着いた羅漢寺は、絵馬の代わりに杓文字に願いを綴ります。
杓文字(小)700円。…高い。
でもせっかく大変な思いをして来たので書く。
願いはでっかく、世界に向けて…

帰り際に小さなおまんじゅう屋さん発見。2個だけ買って食べる。
これが素朴で懐かしくておいしい。夢中になってたら道を間違えたので
振り返ると、お店のおばあちゃんがこっちに歩いてきていて
「座ってお茶飲んでいきなさい」
さらにおまんじゅうを3個おかわりして帰る。

道の駅で手打ちそばを食べ、そばまんシューを食べ、店のおばさんに
「一人でさみしくない?今日の宿は決まってるの?これ読めば?」
と既に観光した場所のパンフレットをもらう。

すれ違う女子高生に「こんにちは」と言われる。

やっぱり気になる「だんご汁」の店の前まで来て、バスの時間を確認。
あと15分しかない。
諦めて店の横のトイレで雨宿りしていると、店のおじさんが出てきて
「さてそろそろ閉めるかー。お姉ちゃんどっから来た?」
埼玉ですと答えると、店内に向かって
「お兄ちゃん、埼玉だってよ!」
埼玉から来たバイカー登場。
ここの店のおじちゃんは、好意で貧乏な旅人を泊めているという元旅人だった。
店の壁には、旅人からのお礼の手紙に添えられた写真がびっしり。

コーヒーをごちそうになり、おじちゃんは帰るついでに駅まで車で送ってくれた。
「旅をすると人を見る目が養われる」
「お金を使わない旅は心に残る」
「悪いことをすると必ず自分に返ってくる」
「おねぇちゃん、また機会があったら寄りなさい。」
おじちゃんみたいになりたいな。そう思い、握手をして別れた。

今日おじちゃんと出会えたのはとってもラッキー。でも
だんご汁を食べられなかったのは、私の日頃の行いがちょっと悪かったんでしょう。
きっとまた訪れよう。

今日もみんな、ありがとう。

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